• Loading stock data...
  1. HOME
  2.      
  3. お知らせ
  4. 黒岩 泰
  5. 「軟調スタート、チャートの崩れの有無を確認」~黒岩の眼3/30(朝刊)

「軟調スタート、チャートの崩れの有無を確認」~黒岩の眼3/30(朝刊)

先週末の米国株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は915.39ドル安の21636.78、ナスダック総合指数は295.16ポイント安の7502.38となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は18445円付近での推移。したがって本日の東京株式相場は売り先行の展開を想定。大幅安から始まると思われる。

日経平均の日足チャートでは先週末、先高観の強いチャート。リバウンドが本格化するような形状となっている。上方に複数の窓が空いており、これらを埋める可能性が出てきていた。本日は軟調スタートとなることで、そういった流れがいったんは後退。株価は下値を試す動きになるだろう。目標となるのは、下方の窓(18100.39円―18446.80円)であり、これが株価を引き寄せることになりそうだ。

焦点となるのは、チャートの崩れがあるのか、それともないのか。現在のチャートは「強気形状」であり、下落時での「押し目買い」を示唆している。特に本日は権利落ち日であり、チャートが崩れやすい。窓空けの有無、下方の窓を死守できるかなどをチェックしていきたい。

東京でも感染者が増加したことで、一段と警戒感が強まっている。感染経路が分からないケースも増えており、「オーバーシュート」の可能性も指摘されている。「緊急事態宣言」も時間の問題であり、経済への影響は避けられそうもない。特に日本の場合、法律的に強制力のあるものではなく、感染拡大につながりやすいとの指摘もある。「首都封鎖」「医療危機」の危険性が高まっており、その分、株価は下押ししやすくなるだろう。

あとは円高の進行だ。年度末のドル需要が一巡したことで、為替が円高に振れやすくなっている。日本株への売り圧力が増すことになり、その点は注意をしたい。いずれにしても今はチャートの崩れを待つタイミング。買いポジションを持ちながら、本格的な売り仕掛けの有無を確認するときだ。

   
お知らせ一覧に戻る